2012/11/11

11/11 フラッシュバルブに温水洗浄便座を取り付けてみた

文明人にとって必要不可欠のものと言えば、シャワーと温水洗浄便座である。
異論は多々あろうが、まあ個人の好みである。
というわけで、フラッシュバルブに温水洗浄便座をとりつけてみた。
と言っても実際は半年前につけたのだが・・

最初はフラッシュバルブに取り付けられるなど考えてもいなかった。

しかし、コンセントが設置されている事から
調べてみたところ、分岐口なるものがある事が解った。

どうやら2000年頃からこのような形になっているようで、
それ以前は下図のように真ん中のスリーブ部分を
分岐口付きのものに交換するという必要があったようだ。

さてこの分岐口は本当に穴だけで、これでは接続ができない。

TOTOの<TH343R>という接続金具が必要だ。
ここからはパナソニックに確認、コーナンにて注文した。 こういう補修に関してはパナソニックは非常に良い対応を してくれる。
今回はTOTOのTH343R、トワレの補修部品(分岐アダプターブロック)である。





強引につなごうとすれば、TH343Rに直接ホースをつなぐ事も出来るのだが、
それではあんまりなので分岐アダプターブロックを色々試行錯誤で組み上げた。
直接ホースをつなぐと、水圧が妙にホースにかかる気がして気持ち悪かったためだ。

本来、止水栓を止めれば水は出てこないはずだが、どうやらバカになっていたらし
元栓を閉める破目になってしまった。賃貸物件の工事業者は信用してはならない。


左図がめでたく組みあがった分岐アダプタである。
なにやら、やけに大層であるが。

2012/10/24

10/24 黄ばんだプラスティックを漂白してみた

黄ばんだプラスティックを元に戻すという「Retr0Bright Project」があったのだが、
何十%の過酸化水素水を使うという事であきらめていた。

エアコンのリモコンがかなり黄ばんでいたので、今回、調べ直しててみると
ワイドハイターEXパワーを使えばよいとの記述が見つかったので、早速実験してみた。

初期状態のリモコン。
特にカバー部分の黄ばみがひどい。
とりあえずカバー部分のみ
実験してみることにする。





カバー部分にティシュペーパー2層をはがして
1層にしたものを貼りつけ、
ワイドハイターEXパワーを霧吹きで吹き付けた。
それをさらにポリ袋にいれ、ベランダに2日間
放置した。



フラッシュで撮影したため、
色調が青くなってしまった。
ただ、本体とカバーの色の
濃さが逆転しているのがわかる。






続いて本体も分解して漂白した。
満足な仕上がりとなった。



今度は調子に乗って電話子機を分解して
漂白することにした。
充電台に刺さっていた部分だけ
白く残っている。



今回は約一週間天日に当てた。
最終局面で銀色部分が若干黒ずみ、
文字が消えかけてしまった。
こういう部分はマスキングした方が
良さそうだ。


これも本体と充電台部分の色の
濃さが逆転している。
やはり、若干の品質劣化は
避けられないようだ。





完璧ではないが、気分的には十分な爽快感が得られる。

黄ばみの原因はタバコのヤニであるとずっと思っていたのだが、実際は違っていた。
タバコのせいで肺が真っ黒になった写真がガセであった事と相通じるものがあるようだ。
ちなみに、40年吸い続けたタバコも現在はやめてしまった。
タバコに400円もあほらしくて出せないと思ったのが、要因である。
角を矯めて牛を殺すとは、良く言ったものである。

2012/09/25

09/23 恒例のユーザー車検に行ってきた

また車検の時期がやって来た。
車の調子からみて、当然ユーザー車検である。

初めてユーザー車検を行なったのは、20数年前の事である。
丁度ユーザー車検が話題になった頃で、
陸運事務所でもそれなりに対応体制が整った頃である。
確か、ユーザー車検の窓口があったように記憶している。
今はユーザー車検も選択肢の一つとしてごく当然のようになっているが、
当時は異端者の所業の如く思われたので、全く隔世の感がある。


さて、最初にやることは
陸事の事前調査である。
とりあえず、教育用のビデオを見せてもらい
心構えを整える。
内容的に変更点は無いようだ。




続いて、現場を見学させてもらう。
邪魔にならないようにすれば、
特に拒否される事もない。








ここで気になったのだが、ドイツ車の不具合がやけに多かった事だ。
1時間程の間に、1台はハイマウントストップランプの球切れ。
ああいうのは普通LEDだからよほどひどいLEDか配線切れなのか。
もう2台は光軸ずれ。前整備をかけていないのか。ちょっと走ればずれるような車なのか?
もっとも、リトラクタブルの場合は一度ひっこめると、次はずれて出てくるらしいが。
車検当日は、前に並んでいたフォーフォーに何かあったらしく、
10分ほど検査員が走り回って確認していた。

それで要領を覚えたら、
申請用紙(¥50)を購入する。
購入場所は、別棟になっている。







印紙類もここで売っている。
自賠責の手続きもする事が出来る。
印紙はなくすと大変なので、今日は購入しない。

記入要領見本は陸事の方にあるので
そちらで記入する。





帰りにテスター業者に寄っておく。特に予約は必要ないだろうが、気分のものである。

検査スケジュールが決まったら、検査予約をおこなう。
今は、インターネットから予約ができる。
だいたい午前中の予約からうまっていく。
不具合のあった時、午後に再検査を受けるためである。

続いて、コイン洗車場に行き下回りの洗浄をおこなう。
下回り検査時に検査院がハンマーで叩いたりするため、
汚れが落ちてきては気分が悪かろうから泥、蜘蛛の巣等を落とすためである。
したがってボディは洗わない。
ただし、照明器具類、ガラス部分はガラスクリーナー等できれいにしておく。
視認性の確保である。ついでにウォッシャー液も補充しておく。
エンジンルームは雑巾で汚れをふき取る。
銘板さえ読めればよいが、たまの事である。

さて、本筋の整備を行う。
純正のまま、後付けなし、2~3万km以内なら光軸調整くらいしかやることはない。
基本的には、その為の車検である。
しかし、ユーザー車検の本質は「自己責任」などという浮ついた言いには無い。
ただ、自分の事は自分で守るだけである。

アラインメント・光軸・ブレーキ・排ガステストはテスター 業者で行う。
スピードは4WDなのでテスター 業者では行えない。
まず、エンジンフードを開ける。エアエレメント・エンジンオイル・冷却水等をチェック。
エンジンオイル、ブレーキフルード等オイルの汚れ・量をチェック。
全体に漏れ、緩み、テンション等をチェックする。
ついでにウオッシャー液も満タンにしておく。
車検の検査項目には無いが、8年目になるのでバッテリーは重要。
停車時12.2V、始動後14V、液量・質とも良好。
最近のバッテリーはストンと落ちるので普段からのチェックが重要である。

エンジン・操舵関係は良好。ブレーキ関係も特に問題なし。
20数年前の時は中古車でドラムブレーキであったため、
ブレーキシューを交換する羽目になってしまった。
整備業者の間では、ブレーキドラムの中の埃は絶対吸うなと言われていたらしいので
マスクをつけて行なったものだ。確か当時はまだアスベストが使用されていたが、
まだ問題にはなっていなかった。まあ代替品も大同小異だが。
最近はまた懲りもせず、何とかフゥィスカーだのナノ何んとかだの危なっかしくてしょうがないわ。

タイヤトレッド残・空気圧も問題なし。
最後に車の下にもぐりこみ、ボルト類を叩いて回る。腐食、漏れ等もチェック。
以前は中古車で錆がひどかったので、シャーシブラックなど吹きつけたものだが
今回は十分きれいなので必要はない。


テスター 業者でアラインメント・光軸・ブレーキ・排ガステストを行う。
光軸はたいてい狂っているので調整。







4WD幅広なので4番に並ぶ。
手前でライト類ワイパーその他
目視検査を行う。
指示が聞こえにくいので、あらかじめ順番に
リストアップしておくとよい。
今回は発煙筒をLED式のものに変更した。
使用期限がないし、テストも出来る。
何より発煙筒より安い。

下回り検査の時、画面で指示されるという事を
確認していなかったので、注意されてしまった。

最後の書類提出の際、エンジンを切ってしまい、再始動しようとしたのだが、なかなかかからない。
鞄に入れたリモコンキーが認識できなかったようだ。





なかなかトンチンカンではあったが、なんとか無事、継続ができた。
事務所で検査済シールをもらって終了である。

今回かかった費用は重量税・検査手数料・自賠責保険料・テスター料金で
およそ6万円である。もちろん走行距離が15000kmで替える部品がなかったためである。


2012/08/21

08/21 冷えないエアコンの復旧をやってみた

先般2台目のエアコンは取り付けたが、1台めのエアコンの効きがわるい。
どう考えてもぬるい空気しか出てきていない。
長時間かけていると、若干冷えるのだが、突然止まったりする。
そこで配管を見てみると、高圧側(細い方)のパイプが凍りついている。
おお、これだけの能力があれば冷えるはずだ。
と、配管の断熱をしてみたが結果は芳しくない。
空気が入り込んでパイプが中で凍りつき、詰まっているのかと考え、
ようやくネットで調べだした。
「高圧側パイプが凍りつくのはガス不足が原因である。」
不覚であった。
早速、ネットでガスチャージの方法を調べる。
特殊なところでしか売っていないかと思ったが、何とアマゾンで売っているではないか。
何という会社だ。もっともアマゾン自体のマーケットの商品保証は若干疑問ではあるが。
早速注文する。¥4500なり。

これがR22ガス・サービス缶である。
バルブ、ホース付属のエアコン復旧キットである。

やり方は付属のマニュアルどおり。
自動車の空気を入れるようなものだ。

もっとも、自動車のタイヤに空気を入れ過ぎて
片べりさせるような御仁には向いていないが・・・




結果は上々である。久々に冷気を満喫したものだ。
このエアコンは古いのでR22ガスだが、最近はR410Aとかに変わっているようだ。
ガス圧も1.6倍高いらしい。
R410Aにはサービス缶が存在しないらしい。
液のまま入れるためにボンベにサイホン機構が必要なためらしい。
と、もっともらしい理由だが、じゃあSNOWPEAKの液だしガスボンベは
どうなのさ? といってみたくなる今日この頃であった。



2012/08/09

08/09 壁穴もないのにエアコンを取り付けてみた

網戸のおかげで窓際のベッドでは朝は寒いぐらいの気候である。
ちなみにパンツ一丁で寝て、朝型の冷え込みで亡くなる方も結構多いらしいので
注意が肝要である。

しかし、それに比べて昼間はまだまだじっとりとした熱気に包みこまれるような状況だ。
我が作業部屋も、ここに至って作業どころでは無い状況になってしまった。
エアコンは有るのだが、今年転居してきたこの家のこの部屋は壁のボルトも穴もない。

20年位前は窓用エアコンを使っていた事がある。
1台めのものは、廉価版であった。温度調節がスイッチのオンオフである。
したがって、
ズン ズウォーンズウォーンズウォーン・・・・・プシューンゥーンゥーンゥーンゥーン
の繰り返しでたまったものではなかった。
2台めのものは、1台めよりは静かであったが、慣れてくるとビビリ音が気になって来た。
そして、年月が経ってくるとだんだんと、ガラガラグォーングォーンといった音になり、
「やはりこれは小型化の無理がどうしても効いてくるのだな。」と思ったものだ。
ダイソンも日本向けに小型化しているが、あれもどうなのだろう。機械系は小型化すると
無理が来そうだが・・・

さて。閑話休題。

壁への取り付けは
板を渡すことによって解決した。
壁穴

最初は換気窓を利用しようとも考えたが、
それでは窓が片方嵌めごろしになってしまう。
気候のよい時期に開け放てないのはつらい。
根本的に配管の取り回しに無理がある。

ということで「エアコン配管用アルミ窓パネル」を参考に
作成してみた。原価¥198である。
それにオーダーメイドなのでぴったりに作れる。

かなり塗装がいい加減だが、単に防水用である。
穴周りはエアコン用パテで防水する。

上下、右のレールに嵌めこむため溝を掘っている。
3mm 深さ10~15mm
左側は窓本体の溝に嵌り込む凸部。

トリマを暫く使ってなかったので、溝が中心からずれるわ
さんざんであったが、窓にはめてみると寸分たがわず
ピッタリとなり、なんらの固定手段も必要なかった。

怪我の功名というやつである。

今回は網戸と違って幅がほとんどないので、
板を斜めにしてやれば容易に上下のレールに
嵌めこむ事が出来る。











今回は配管を目いっぱい伸ばしたため、
室外機と配管に無理が懸かっている。
接続部前で配管をくるっと一周巻ければ
よかったのだが・・・
結果、高圧側を開いた途端にプシューと
エア漏れが生じた。
エア漏れなんかを起こしたのは初めての事である。
幸い漏れは低圧側だったので、エア抜き気分で
落ち着いてまし締めを行った。
パイプの中心軸が微妙に歪んでいたのだろう。
かなりの塑性変形の手ごたえであった。
石鹸水をつけるとまだ微妙に漏れていたので、
もうひと締め。フレア割れ覚悟である。

今後、下手に動かすことはできない。

2012/07/29

07/29 ActiveMovieWindow

パソコンをシャットダウンしようとすると
『ActiveMovieWindow』が出てきて邪魔をする事態が続いていた。
シャットダウンしたと思って、朝起きるとこいつが残ったままである。
節電がかまびすしく言われる中はた迷惑な話である。
ActiveMovieWindowで検索するも、色々書いてあるが、結局退治できなさそうだ。
その中で、ActiveMovieWindowはMedia Playerの云々という書き込みがあった。
色々な書き込みに従って、Media Playerの設定を変えてみたが状態は変わらない。
大体、VLCを使っているのでWindows Media Playerは使っていない。
悪い事は、根っこから絶たねばならない。
それなら消してしまえという事で WindowsMedia Player8をアンインストールした。
途中、Media Player6か何かに戻すようなメッセージが出たような気がするが、
とりあえずMedia Player8のアンインストールは成功した。
それ以来、悪夢の『ActiveMovieWindow』は出てきていない。


ちなみに、スタートからMedia Playerを起こすと、
Media Player9シリーズへようこそ」という画面が出てくる。
・・・いらないよ・・・

補遺 2013/04/15
気がつくと、この項目だけやたらにアクセスが多い。
それだけ困っている人が多いのだろう。
上記にもかかわらず、まだWindowが出る場合はCHKDSK(修復option)をやると良いようだ。
ただし、64bitWIN7については適用はやめた方が良いらしい。
ついこの間、あやうく、64bitを買うところだった。キャンセルして再発注をかけたところであった。

2012/07/16

07/16 mon 木で網戸を手作りしてみた その2の2epilogue

prologueの次がepilogueと言うのもなんだかではあるが、
これは喫緊なる問題であったので,お許し願いたい。
唐突に梅雨が明けてしまった。
いや、一週間前にセミが鳴きだしたので、一週間から10日で梅雨明けとは思っていたが、
まさにその予測能力たるや、実にセミは立派である。
命が懸かっているのだから 当然 と言えば当然なのだが、
想定外だの1000年に一度だのと、妙な小理屈をこねないところが潔い。
梅雨が明けるったら、明けるのである。

で、結局のところ網戸が無ければ夜間室内温度が、耐えがたい状況に立ち至ったわけである。
したがって、塗装は最小限に、補強も後回しにすることにした。   

1.塗装 とりあえず銀塗料をスプレーする。若干の雨なら耐えれるようにするためだ。
乾燥も1時間程度で済む。

2.仮組 合板を10mm幅に切り、継板とする。直角は畳のヘリを利用する。
カンナとやすりで微調整。

3.組上 木工ボンドを塗り組み立てて行く。1時間ほどで様子を見るがふにゃふにゃである。
仕方がないので、一晩そのまま置いておく事にする。
当然、食事はその中央で執り行う。

4.翌日 意外としっかり接着されている。持ち上げたくらいでは壊れない。
しかし、やはり心配なのでスリムビスで本組みを行う。
サッシに嵌めこもうとするが、計算より5mmほど網戸側が長い。受け側をカットし、
溝を掘り直す。再塗装。



戸車部分。
本来は持ち出し戸車を使うが、サッシとのギャップ3.5mmに仕込んである。



嵌めこみ用の溝は上下、左に掘ってある。










直角はきれいにでている。
よくもまあ、あのふにゃふにゃ状態から
ここまで持ち直したものだ。

網をしっかり張ってしまえば、強度の
心配をする必要はない。

戸車も小さすぎたかと思ったが、
スムーズに動作している。
開けたては思った以上に軽い。
アルミの場合は何か網戸サッシが先行して
引っかかりのあるカラカラといった音がサッシ
全体から響く感じだが、木の場合は戸車が
先行してころろろろと音が吸収されたようで
優しい響きだ。この音を聞くだけで作って
よかったと思うくらいだ。








サッシとの隙間はほぼない。
虫の侵入よけを貼る必要はなさそうだ。









これが、設計メモである。
ぴったり作る技量は無いので
大ざっぱである。
しかし、戸車などの細かい部分は
細かく計算している。
細かい部分は技量が無くとも
狂いがでにくいからだ。





さて、これで一安心だが、まだ仕事部屋、トイレ、風呂場に穴がある。
どうしよう・・・・・

木で網戸を手作りしてみた その1

木で網戸を手作りしてみた その2の1prologue

以下はトリマーを使用しない。

木で網戸を手作りしてみた その3(小窓編)

木で網戸を手作りしてみた その4(浴室扉編)

2012/07/08

07/08 Sun 木で網戸を手作りしてみた その2の1prologue

持ち出し戸車無しの外付け

トリマーの調子が悪いと思っていたら壊れてしまったのと、
梅雨入りしてしまったことから、製作意欲ががっくり落ちてしまった。

部材は約9cmのものを、無理を言って5cm、3.7cmに縦割り。
0.3は丸鋸の厚さである。

接合部は雇い核はぎと思ったが、
直角接合では挽き込み留め接ぎ。が、
角度45度ではないので、
やといざねふれ留め接ぎ、ないしは
あほう留め接ぎ
とか言うらしい。
まあどうでもいいわ。
レール中心から窓本体までは5mm。
外れ止め2mm戸車厚3mm/2で1.5mm
なので3.5+α。
・・の計算である。
レールに嵌る部分は2mm厚で強度がないため
アルミ板で補強する。

後は中間の桟の加工、アルミ板加工
戸車取り付け、仮組を経て
塗装、網ハリの予定である。

加工はのこぎり、トリマ、ノミ(中学で買ったもの)
カンナのみである。












木で網戸を手作りしてみた その1

木で網戸を手作りしてみた その2の2epilogue

木で網戸を手作りしてみた その3(小窓編)

木で網戸を手作りしてみた その4(浴室扉編)

2012/06/24

06/24 Sun 木で網戸を手作りしてみた その1

起きている間は、蚊取り線香である程度ごまかせるが、
寝ていると知らぬ間に蚊に刺されまくっている。

仕方がないので蚊帳でも買おうと思ってネットを調べていたが、
これに似たものがうちの中に存在しているのを思い出した。
テントである。全体がメッシュになっているし、目も細かい。
実によい考えだ。居ながらにしてキャンプ気分にもなれる。
これをベッドの上に置き、シングルのベッドパッドを敷けば完璧である。

「快適、快適。」と暫く使っていたが、やはり、狭い。
クッションを頭の下にいれて読書というのもつらい。

やはり網戸か、という事でホームセンターに行ってみたが。
高い。たかがアルミの板っきれである。おまけに自分で作ってである。
とりあえず台所用にロータリー式の網戸を購入し、
あとは家に帰って検討する事にした。

ベッド横の窓には内側に障子がついている。
これに合わせて木で作るのも面白いだろう。
サッシと障子の間に取り付ければ塗装はせずに木肌を生かせる。

検討するうちに決定的な事が、サッシの構造にみつかった。
このサッシは網戸の取り付けに持ち出し戸車を必要とするタイプだったのだ。
通常の組立網戸では対応できない。
むりやり戸車をつけるにしても1万円ちかくになってしまうだろう。

決定である。
これに伴い、溝を掘る道具としてトリマーを購入する事にした。
¥5000 トリマービット4mm ¥800

材料は20×30のホワイトウッド。
網戸上下にレール用の溝。上15mm。下10mm.
側面に網固定用の溝を掘る。深さ5-6mm。

10年来ほとんど使用した事のない作業台がフル活躍である。








木工用ボンドとスリムビスで組立。
直角は曲尺で確認。

ネットは銀黒24メッシュを使用。
固定ゴムは4.5mm。

最初の一辺はローラーのエッジを外側にして
対する辺以降はローラーのエッジを内側にして
ゴムを押しこむ。
エッジ側の網が引き込まれるためである。
気合いを入れ過ぎて、網を切ったり、フレームを
曲げてしまわないよう、そこはてかげんである。
無理と思ったら外側を押しこむ。


ピンと張りあがったので、
網で強度も上がった事だろう。

網の端を切り取っていく。

















とりあえず夜間の快適さは確保した。
次はベランダの網戸である。
持ち出し戸車無しの外付けに挑戦する。

木で網戸を手作りしてみた その2の1prologue

木で網戸を手作りしてみた その2の2epilogue

以下はトリマーを使用しない。

木で網戸を手作りしてみた その3(小窓編)

木で網戸を手作りしてみた その4(浴室扉編)



2012/06/09

06/09 Sat 折れたサングラスの修理をしてみた

3年前に崖から落下した際に折れたサングラスを修理してみた。
左のテンプルはヒンジ部分から取れてしまっていた為、部品として注文した。
¥2000であった。微妙な値段である。

最初はエポキシ系の接着剤で接着したのだが、一日山に行くと外れてしまった。
後、プラリペアで修復を試みたが、数日ではがれた。


図の空色の点線部分で折れたのだが、
掛けているとかなりの捻り力がかかるようだ。

今回は図の黄色の点線部分に1mm穴をあけ
手持ちのピアノ線を差し込んだ。

続いて突き合わせ部分を、
双方、杭の先状に削った。
面状の接着ではなく、樹脂でスリーブ状に
巻くためである。


プラリペアをかるく流し込み、
ガラス繊維を細かく切ったもの貼り付け
再びプラリペアをかるく流し込む事を
繰り返した。

FRPの要領である。

この時ラバーの鼻パッドは外している。
十分硬化したら、やすりで整形。
1000番、2000番のサンドペーパーで
研磨。
最終はおなじみのピカールで磨き上げて仕上げた。

このピカールは高校時代にバイクを磨くのに近所のおじさんからもらって以来愛用している。





このピカールの日本磨料工業はピカール一本で何十年らしく、信頼性は高い。
硬めのものなら何でも磨ける。

凹凸が目立つが、プラリペアを増し盛りしてやれば、目立たなくなるだろう。

スポーツ用途なので今回はこの程度で満足とする。









鼻パッドはシリコン系のSuperXで接着。

実用強度は十分得られたようだ。