突然、トイレのドアの三角戸バネが壊れた。三角ゴンベとも言うらしい。
単にバネが外れただけかと思ったが、バラしてみるとスプリングが折れてしまったらしい。
"らしい"と言うのは、元の姿が分からないからである。
別にあってもなくても差障りはないので、暫く放おっておいたのだが、風の強い日には勝手に開いてしまう。
そんなに高いものでもないだろうから、と、コーナンに行ってみる。が、意外に高い。
自分の家ならいざしらず、長くいるわけでもない貸家に使いたくもない額である。
それではと、スプリングを探してみるが適当なものはない。
普通人なら諦めるところだが、そこはDIYgeeksである。
無いのなら 作ってしまえ スプリング。(←季語)
内部の仕組みもわかった。ピアノ線ならバネもどきくらい作れるのではないか。
小学校の時に、模型作りにスプリングを作ろうとして、ピアノ線を買ったことがあった。
その時は、ピアノ線のあまりの硬さに諦めてしまったのだった。
ネットで調べると、”お手軽ばね製作”と言う記事があった。モデルガンのサイトである。
簡単には、遠火で200~250℃きれいなブルーに熱して急冷すると良いとのことであった。
お尋ねサイトなども見てみたが、例の如く、素人には難しいだの、やたら上から目線の連中が跳梁跋扈しているだけである。しかも、大体リンク切れで糞の役に立たぬのも多い。
とりあえず、"やってみなはれ" の精神である。世迷言など、ゆめゆめ、信じてはならぬ。
ただし、これはトイレのドアの立て付けの話ではある。
上が破損したバネ。
下がほぼ巻きが完成したものである。
左が、一等最初に作ったもの。失敗作。
右は
・ ピアノ線を10㌢程にカット
・電動ドリルのチャックに芯とピアノ線をくわえ込み
・隙間を開けず巻き込む
・できれば、手袋はしないほうがよい
・が、結果、指先が痛くなる
・治具を工夫すればもっと楽にできるだろう
これでもバネとして使えそうだが、一応、焼戻し処理を行う。
組み上げたところ。
最近のものはスプリングを縦に配置したものが多いようだが、当たりの強さに欠けるような気もする。
現在、耐久試験中だが、耐風強度は十分である。
ただし、開閉音はかなり大きい。実はこれは嫌だったのだが・・・・。
tak my room
INDOOR生活での思いつきを記録したブログ。 ブログにするつもりなど無く、ただ単に行程の覚え書きとして撮影した事が始まり。
2017/05/05
2016/08/28
16/08/28 DELL VOSTRO200の電源ユニットを交換した
①いつの頃からか、スリープ機能がおかしくなってしまった。まあ、Xpの時もそうだったので、あまり気にもしていなかった。
②たまに、起動時にファンが暴走気味に回ったりもする。強引に電源を切って様子をみると収まったりする。
③ディスクドライブがDVDを認識しなくなった。CDは認識する。最近はドライブも安いので、即、交換する。
④何かの都合でブレーカを落としたところ、起動しない。バッテリ交換、接点部の抜き差しなどやってみるが変化は見られない。CPUのヒートシンクの埃がすごいので掃除機ですいまくる。と、とりあえず起動し始めた。明らかにファンの音が切れ味良く、軽やかになっている。るんるん。
⑤が。突然、起動しづらくなった。電源ボタンを押すと、ボタンは青く光り、一瞬ファンは回るが。"ぷしゅーん"と止まりボタンはオレンジに点滅する。DELLのサイトでは「これは電源供給ができない場合である」と説明している。
NET検索もかけるも、どうも掴みどころがなく、はかばかしい結果は得られない。原因はマザーボード、グラボ、スロット、電源ユニットが考えられるそうだが、「あのー記憶が無いんです。」「ふム、それは記憶喪失症ですな。」と言われたような気分だ。
⑥何も考えずにアッシー交換というのも情けないので、糞暑い中いろいろいじってみる。ふと、タワーを横倒しにすると、起動することがわかった。これに該当する現象はネット上にも散見された。色々回答はあったが、どうも単なる思いつきのような物ばかりだ。どうやら、やたら太いDsubコネクタケーブルに原因があるのではないか。というわけで、適当にケーブルに捻りを入れた状態で起動することがわかった。以後、約2ヶ月この状態でだましだまし使っていたのだが、これはおそらく"とんでもないフェイク"だったのだった。
⑦8/24 悪魔の日。うんともすんとも言わなくなった。ケーブルを抜き差しすると、"ぷしゅーん""ぷしゅーん""ぷしゅーん"と繰り返すばかりだ。見ると、電源ユニットのランプが明滅している。完全に電源供給ができなくなった事を示唆しているようだ。明日、バラすことにしよう。とりあえず電源ユニットの価格を調べる。
⑧8/25 電源ユニットをバラす。「あ゛~。だめだぁ~こりゃぁ~。」
絵に描いたようなケミコンのご臨終である。
頭の十字は「私、絶対爆発するからね。」という宣言だろう。
これは"ちゅるちゅるちゅるちゅる"状態。
これは目立たないが、微妙に頭が弧を描いている。
というわけで、電源ユニットの注文を行う。
現状300Wだが500Wにする。何故かと言うとSATAケーブルが長かったからである。
⑨8/26 速配でもないのに商品が着く。まあセンターが近いので当然だろう。
ユニットを交換する。紐のついたレゴみたいな物だから、ごく簡単である。
快適な一発起動だ。
ちなみに、電解コンデンサは10℃下がると寿命は2倍になるらしい。
最初から、根本的な電源ユニットのコンデンサの劣化に疑いを持ちながら、目の前の弥縫策に終止し、時間を無駄に費やするとともに、結局ユニットの確認が遅れてしまった。
できれば、ユニットを買い替えなくて済めば、と言う心のベクトルが働いたのだろう。
全く、愚かなことであった。
②たまに、起動時にファンが暴走気味に回ったりもする。強引に電源を切って様子をみると収まったりする。
③ディスクドライブがDVDを認識しなくなった。CDは認識する。最近はドライブも安いので、即、交換する。
④何かの都合でブレーカを落としたところ、起動しない。バッテリ交換、接点部の抜き差しなどやってみるが変化は見られない。CPUのヒートシンクの埃がすごいので掃除機ですいまくる。と、とりあえず起動し始めた。明らかにファンの音が切れ味良く、軽やかになっている。るんるん。
⑤が。突然、起動しづらくなった。電源ボタンを押すと、ボタンは青く光り、一瞬ファンは回るが。"ぷしゅーん"と止まりボタンはオレンジに点滅する。DELLのサイトでは「これは電源供給ができない場合である」と説明している。
NET検索もかけるも、どうも掴みどころがなく、はかばかしい結果は得られない。原因はマザーボード、グラボ、スロット、電源ユニットが考えられるそうだが、「あのー記憶が無いんです。」「ふム、それは記憶喪失症ですな。」と言われたような気分だ。
⑥何も考えずにアッシー交換というのも情けないので、糞暑い中いろいろいじってみる。ふと、タワーを横倒しにすると、起動することがわかった。これに該当する現象はネット上にも散見された。色々回答はあったが、どうも単なる思いつきのような物ばかりだ。どうやら、やたら太いDsubコネクタケーブルに原因があるのではないか。というわけで、適当にケーブルに捻りを入れた状態で起動することがわかった。以後、約2ヶ月この状態でだましだまし使っていたのだが、これはおそらく"とんでもないフェイク"だったのだった。
⑦8/24 悪魔の日。うんともすんとも言わなくなった。ケーブルを抜き差しすると、"ぷしゅーん""ぷしゅーん""ぷしゅーん"と繰り返すばかりだ。見ると、電源ユニットのランプが明滅している。完全に電源供給ができなくなった事を示唆しているようだ。明日、バラすことにしよう。とりあえず電源ユニットの価格を調べる。
⑧8/25 電源ユニットをバラす。「あ゛~。だめだぁ~こりゃぁ~。」
絵に描いたようなケミコンのご臨終である。
頭の十字は「私、絶対爆発するからね。」という宣言だろう。
これは"ちゅるちゅるちゅるちゅる"状態。
これは目立たないが、微妙に頭が弧を描いている。
というわけで、電源ユニットの注文を行う。
現状300Wだが500Wにする。何故かと言うとSATAケーブルが長かったからである。
⑨8/26 速配でもないのに商品が着く。まあセンターが近いので当然だろう。
ユニットを交換する。紐のついたレゴみたいな物だから、ごく簡単である。
快適な一発起動だ。
ちなみに、電解コンデンサは10℃下がると寿命は2倍になるらしい。
最初から、根本的な電源ユニットのコンデンサの劣化に疑いを持ちながら、目の前の弥縫策に終止し、時間を無駄に費やするとともに、結局ユニットの確認が遅れてしまった。
できれば、ユニットを買い替えなくて済めば、と言う心のベクトルが働いたのだろう。
全く、愚かなことであった。
2016/05/12
5/12 洗濯機の分解清掃 3YEARS LATER
気候も良いので久々に洗濯機清掃を行うことにする。
気がつけば前回の清掃から3年経っている。
相当汚れていると思ったのだが、案外汚れが少ない。

パルセーターも驚くほど汚れが少ない。
前回と変わった点を列記すると。
①残り湯洗濯を多用するようになった。
②ワイドハイターEXパワーを多用するように
なった。
以前は洗いあがりがきしんだ感じになるので嫌っていたのだが、プラスティックの漂白以来、これを使う様になった。
③せっけん系の洗剤を使わなくなった。
登山関係の衣服はなるだけ化学成分を避けるようにしていたのだ。
ちなみに、一度、間違ってレノアを使ってしまったことがある。そのコマーシャルに違わず、見事に蜂がまとわりついてきて困ったことがあった。
今回はついでに、アルミ部材腐食が目立ってきたような気がするのでその塗装も行った。
テスト回転すると、パルセーターがどこかに擦れている。
塗装の厚みで位置がずれたかと思い、接触面の塗装をはがしていくが、直らない。
ふと見ると部材が微妙に傾いている。
何の事はない。一箇所本体のポッチリに部材の孔を合わせなければならなかったのだ。
これで、一件落着。

意気揚々と洗浄を兼ねてテスト洗濯を行ったが、注水が止まらない。
一瞬青褪めたが、電気関係を弄くったわけでもないので原因を考える。今回は手を抜いてコントロールパネルを固定していなかったため、途中パネルが落ちかけたことがある。その時に配線が外れたのだろうか?
もう一度バラすと、写真のパイプのジョイントが外れていた。どうやら水量変化による空気圧変化をセンサーが感知しているらしい。
おもむろにパイプを接続すると、あっけなく正常稼働した。
2013/06/30 洗濯機の分解清掃をしてみた
気がつけば前回の清掃から3年経っている。
相当汚れていると思ったのだが、案外汚れが少ない。
パルセーターも驚くほど汚れが少ない。
前回と変わった点を列記すると。
①残り湯洗濯を多用するようになった。
②ワイドハイターEXパワーを多用するように
なった。
以前は洗いあがりがきしんだ感じになるので嫌っていたのだが、プラスティックの漂白以来、これを使う様になった。
③せっけん系の洗剤を使わなくなった。
登山関係の衣服はなるだけ化学成分を避けるようにしていたのだ。
ちなみに、一度、間違ってレノアを使ってしまったことがある。そのコマーシャルに違わず、見事に蜂がまとわりついてきて困ったことがあった。
今回はついでに、アルミ部材腐食が目立ってきたような気がするのでその塗装も行った。
テスト回転すると、パルセーターがどこかに擦れている。
塗装の厚みで位置がずれたかと思い、接触面の塗装をはがしていくが、直らない。
ふと見ると部材が微妙に傾いている。
何の事はない。一箇所本体のポッチリに部材の孔を合わせなければならなかったのだ。
これで、一件落着。
意気揚々と洗浄を兼ねてテスト洗濯を行ったが、注水が止まらない。
一瞬青褪めたが、電気関係を弄くったわけでもないので原因を考える。今回は手を抜いてコントロールパネルを固定していなかったため、途中パネルが落ちかけたことがある。その時に配線が外れたのだろうか?
もう一度バラすと、写真のパイプのジョイントが外れていた。どうやら水量変化による空気圧変化をセンサーが感知しているらしい。
おもむろにパイプを接続すると、あっけなく正常稼働した。
2013/06/30 洗濯機の分解清掃をしてみた
2015/06/22
6/22 TOTO食洗機EUD310を修理してみた
TOTO食洗機の調子が悪くなった。突然、ピーと鳴り出したかと思うと給水不良の警告で止まってしまう。強制すすぎから始めても、乾燥前?でとまってしまう。気がつけば、排水が完全にされていない。
しょうがないので、排水口と思しきものに針金を突っ込んで抜き差しすると、カタカタと音がする。運が良いとこれで動き出すのだ。が。何か洗えていない気がする。ぬるぬる感があったり、白い斑点が残ったり、これはおかしい。裏板をはずしてみたが、”情報不足だ!!”。一旦、裏板を戻す。
最終的に、妙なところで給水不良の警告を頻発するようになってしまった。
ネットを調べると、この食洗機の愛用者は結構多いようだ。機種自体、生産中止なので、修理情報も豊富にある。どうやら、水位センサが原因らしい。
ただ、EUD301については惜しいことに詳細情報に若干欠ける。
ぶっつけなので、以降、例のごとく分解記録である。
まずは、底を覗いてドレインの位置を確かめる。ただのゴムキャップなのでバケツを用意し、水を抜く。
続いて裏蓋をはずす。
右下にアースが接続されているのではずしておく。
排水逆U字部分。
天板/側板をはずす。
上部、下部、各キャッチの上部ねじをはずす。
各キャッチの下部ねじは緩めるだけでよい。
側板は下側が差し込まれているので、上に抜くようにした後、外側にハの字状にはずしてやる。板は柔軟なので片方づつはずしてやる。
向かって右側面に水位センサがある。
位置関係はよく記録しておく。
この黒いタール状のものが、フロートの動きを邪魔するために誤動作をおこすようだ。フロート上部には磁石がつけられており、蓋に取り付けられたセンサに近接するとスイッチが入るようだ。ちなみにマニュアルには、本体にマグネットをつけないようにとの警告があり、何のことかと思ったのだった。
右側の黄色い線は先に長いビスがあるだけ。どうやらオーバーフローセンサ(極めて単純だが)らしい。
このままではチャンバを外せない。ここはきちんとしないと水漏れを起こしかねない。
底ユニットを外しかけたところ。
チャンバ接続部は本体にビスでしっかりとめられている。
針金はフロートにあたってカタカタ音をだし、同時に汚れを一部かきだしていたようだ。
清掃後の状況。
ザーと音がするときは、チャンバから水はほとんどなくなり、静かなときは、水が戻ってくる。これが延々繰り返されるために、徐々にスラッジがたまるようだ。しかし、以前リコール点検のときは非常にきれいだと言われていた。現在は給水接続だが、当時は給湯接続、しかも高温念入り運転だったので、それも関係するのかも知れない。
現在、洗浄は完璧に復旧した。給水接続ではあるが、最初に湯をはって使用している。ただしそのままでは排水してしまうので電源長押しで対応している。マニュアル上では理論的におかしいのだが、まあ、調子よく動いているので気にしないようにしよう。
ふと気がつけば、据え置き型食洗機を販売しているのはいまやパナソニックだけらしい。日本の家電業界はいったい何を売っているのだろう?と、興味自体が私にはなくなってしまっているのに気がついた。そういえばインターネット冷蔵庫などというトンデモ家電があった。無理やり円安にしても、これでは何の役にも立ちゃせんだろうに。
最終的に、妙なところで給水不良の警告を頻発するようになってしまった。
ネットを調べると、この食洗機の愛用者は結構多いようだ。機種自体、生産中止なので、修理情報も豊富にある。どうやら、水位センサが原因らしい。
ただ、EUD301については惜しいことに詳細情報に若干欠ける。
ぶっつけなので、以降、例のごとく分解記録である。
まずは、底を覗いてドレインの位置を確かめる。ただのゴムキャップなのでバケツを用意し、水を抜く。
続いて裏蓋をはずす。
右下にアースが接続されているのではずしておく。
排水逆U字部分。
天板/側板をはずす。
上部、下部、各キャッチの上部ねじをはずす。
各キャッチの下部ねじは緩めるだけでよい。
側板は下側が差し込まれているので、上に抜くようにした後、外側にハの字状にはずしてやる。板は柔軟なので片方づつはずしてやる。
向かって右側面に水位センサがある。
位置関係はよく記録しておく。
この黒いタール状のものが、フロートの動きを邪魔するために誤動作をおこすようだ。フロート上部には磁石がつけられており、蓋に取り付けられたセンサに近接するとスイッチが入るようだ。ちなみにマニュアルには、本体にマグネットをつけないようにとの警告があり、何のことかと思ったのだった。
右側の黄色い線は先に長いビスがあるだけ。どうやらオーバーフローセンサ(極めて単純だが)らしい。
このままではチャンバを外せない。ここはきちんとしないと水漏れを起こしかねない。
底ユニットは見えているビスと深い穴の中のビスを外す。
底ユニットを外しかけたところ。
チャンバ接続部は本体にビスでしっかりとめられている。
針金はフロートにあたってカタカタ音をだし、同時に汚れを一部かきだしていたようだ。
清掃後の状況。
ザーと音がするときは、チャンバから水はほとんどなくなり、静かなときは、水が戻ってくる。これが延々繰り返されるために、徐々にスラッジがたまるようだ。しかし、以前リコール点検のときは非常にきれいだと言われていた。現在は給水接続だが、当時は給湯接続、しかも高温念入り運転だったので、それも関係するのかも知れない。
現在、洗浄は完璧に復旧した。給水接続ではあるが、最初に湯をはって使用している。ただしそのままでは排水してしまうので電源長押しで対応している。マニュアル上では理論的におかしいのだが、まあ、調子よく動いているので気にしないようにしよう。
ふと気がつけば、据え置き型食洗機を販売しているのはいまやパナソニックだけらしい。日本の家電業界はいったい何を売っているのだろう?と、興味自体が私にはなくなってしまっているのに気がついた。そういえばインターネット冷蔵庫などというトンデモ家電があった。無理やり円安にしても、これでは何の役にも立ちゃせんだろうに。
2013/08/25
8/25 ダイソンのコンタクトヘッドを修理してみた
ダイソンのコンタクトヘッドがやけに汚くなってしまった。
おまけにシリコンのダクトホースが破れてしまったままである。
最初はSuperXでごまかしていたが、余計に破れが広がってしまった。
ミラクルジェットと言うのが評判で買ってみたかったのだが、
調べてみると、私の意図とは異なり、どうもいま一つのような気もする。
特に他は壊れていないし、分解してみることにする。
ただし、見た感じでは容易に分解できそうにない。
ネジはと言えばトルクスネジが二本だけ、まるでパズルである。
だいたい、フローリングとカーペットの切り替え方式も、日本製ではあり得ないメカである。
トルクスネジを外し、ドライバであちらこちら抉じっていると、前部分の部品は外れた。引掛けになっている。柔軟性のある素材の部品を何とかすれば良さそうだ。
さて、後は外れそうな所は無い。
部品の重なりの肝部分を捜す。
肝部分を抉じって軸を外す。
パイプ接続部の金属の軸は、細めのドライバかなにかをあてて叩きだせばよい。
順繰りに黄色い部品を外す。知恵の輪の要領である。
これも軸受けを抉じれば外れる。
全部品。金属のものはビス2本・シャフト1本・ばね2本だけである。あとは柔軟性のある部材と、若干固めの部材を上手く組みあわせて構成している。
ダクトホースとジョイントの接合は引掛け式であるが、かなり強引にやらなければ外せなかった。ホース反対側から引掛けを抑えるようにすれば良かったかもしれない。
部品は、すべて、マジックリンで洗浄する。
ダクトホースの修復。シリコンシートが無かったので、キャンドゥでラップ代わりになるという商品を準用した。
最初はSuperXで接着しようとしたが失敗。
シリコンの接着はやはり無理かと、¥7000出して純正部品を買おうかと日和る。
しかし、気を取り直し調べてみると、セメダインPPXと言うのがシリコンの接着が出来るらしい。実際、使ってみると、あっという間の瞬間接着である。ちなみに失敗した所を剥がそうとすると接着以外の部分が千切れてしまった。ただ瞬間接着剤の劣化も心配なので、要所はSuperXで補強する。
全く別の用途でセメダインBBXと言うのも存在する。実に紛らわしい。
最初にこの下側の部品を軸に嵌めこむのを忘れていた。
やはり、記録写真はしつこいくらいに取っておくべきだった。
何度も失敗しながらも組み上げる事は出来た。
始動してみて驚いた。カーペットモードになっていたのだが、畳に吸いついて離れない。
ダイソンを買った時の感動が甦ってきた。
まあ、無駄に吸いついても疲れるだけなのですぐにフローリングモードに戻したのだが。
初めてダイソンを見たのはいつだったろうか。
雑誌の中だったのは覚えている。BRUTUSとかDIMEとかだったろう。
当時はとても買えるような値段ではなかったが、そのデザインは脳裏にこびりついてしまった。
遠心分離というメカにもひかれて10年程前に買ったのだが、最初に驚いたのが排気にいやなにおいが無い事だった。これは今でも変わっていない。
壊れた所はというと、テレスコープのキャッチ(ダクトテープを巻いて補修)とこのシリコンのホースだけである。
ネット上では、やたらダイソンをけなす事が多いが、私には信じられない。
この他にもあまりにも無責任な発言(実際に自分の経験で無く、頭で想像した事。すぐれた想像は創造にもつながるが、そうでなければただの嘘つきだ。)、恣意的な発言(業界関係者とも思われるもの)が多すぎる。
私は、永らく日本製の掃除機を使っていたが、臭い排気、すぐにひしゃげるホース、すぐに割れる部品には我慢できなかった。
挙句にダストを振り落とすようなサイクロンもどきを作るなどあるものか。
これでは、これから世界と勝負など続けることはできないだろう。
おまけにシリコンのダクトホースが破れてしまったままである。
最初はSuperXでごまかしていたが、余計に破れが広がってしまった。
ミラクルジェットと言うのが評判で買ってみたかったのだが、
調べてみると、私の意図とは異なり、どうもいま一つのような気もする。
特に他は壊れていないし、分解してみることにする。
ただし、見た感じでは容易に分解できそうにない。
ネジはと言えばトルクスネジが二本だけ、まるでパズルである。
だいたい、フローリングとカーペットの切り替え方式も、日本製ではあり得ないメカである。
トルクスネジを外し、ドライバであちらこちら抉じっていると、前部分の部品は外れた。引掛けになっている。柔軟性のある素材の部品を何とかすれば良さそうだ。
さて、後は外れそうな所は無い。
部品の重なりの肝部分を捜す。
肝部分を抉じって軸を外す。
パイプ接続部の金属の軸は、細めのドライバかなにかをあてて叩きだせばよい。
順繰りに黄色い部品を外す。知恵の輪の要領である。
これも軸受けを抉じれば外れる。
全部品。金属のものはビス2本・シャフト1本・ばね2本だけである。あとは柔軟性のある部材と、若干固めの部材を上手く組みあわせて構成している。
ダクトホースとジョイントの接合は引掛け式であるが、かなり強引にやらなければ外せなかった。ホース反対側から引掛けを抑えるようにすれば良かったかもしれない。
部品は、すべて、マジックリンで洗浄する。
ダクトホースの修復。シリコンシートが無かったので、キャンドゥでラップ代わりになるという商品を準用した。
最初はSuperXで接着しようとしたが失敗。
シリコンの接着はやはり無理かと、¥7000出して純正部品を買おうかと日和る。
しかし、気を取り直し調べてみると、セメダインPPXと言うのがシリコンの接着が出来るらしい。実際、使ってみると、あっという間の瞬間接着である。ちなみに失敗した所を剥がそうとすると接着以外の部分が千切れてしまった。ただ瞬間接着剤の劣化も心配なので、要所はSuperXで補強する。
全く別の用途でセメダインBBXと言うのも存在する。実に紛らわしい。
最初にこの下側の部品を軸に嵌めこむのを忘れていた。
やはり、記録写真はしつこいくらいに取っておくべきだった。
何度も失敗しながらも組み上げる事は出来た。
始動してみて驚いた。カーペットモードになっていたのだが、畳に吸いついて離れない。
ダイソンを買った時の感動が甦ってきた。
まあ、無駄に吸いついても疲れるだけなのですぐにフローリングモードに戻したのだが。
初めてダイソンを見たのはいつだったろうか。
雑誌の中だったのは覚えている。BRUTUSとかDIMEとかだったろう。
当時はとても買えるような値段ではなかったが、そのデザインは脳裏にこびりついてしまった。
遠心分離というメカにもひかれて10年程前に買ったのだが、最初に驚いたのが排気にいやなにおいが無い事だった。これは今でも変わっていない。
壊れた所はというと、テレスコープのキャッチ(ダクトテープを巻いて補修)とこのシリコンのホースだけである。
ネット上では、やたらダイソンをけなす事が多いが、私には信じられない。
この他にもあまりにも無責任な発言(実際に自分の経験で無く、頭で想像した事。すぐれた想像は創造にもつながるが、そうでなければただの嘘つきだ。)、恣意的な発言(業界関係者とも思われるもの)が多すぎる。
私は、永らく日本製の掃除機を使っていたが、臭い排気、すぐにひしゃげるホース、すぐに割れる部品には我慢できなかった。
挙句にダストを振り落とすようなサイクロンもどきを作るなどあるものか。
これでは、これから世界と勝負など続けることはできないだろう。
2013/08/04
08/04 急に冷えなくなった冷蔵庫の緊急修理をした
08/03 ふと気がつくと 冷蔵庫の足元部分に水がたまっている。
なにかと思えば下段の冷凍ドアが微妙に開いてしまっていた。
温度を確認すると-2℃に上がってしまっている。
気がつくと冷蔵庫裏面付近からカタカタカタカタカタカタと言う音がしている。
音の出るタイミングから考えて、コンプレッサーとは関係なさそうだ。
どうもファンが何かに引っかかっているような感じだ。
庫内の穴から水を少しかけてみるが変わりは無い。
半日様子を見るが、-2℃~-3℃より下がる気配は無い。
そのうちファンの音も停止してしまった。
庫内温度はどんどん上がっていく。
躊躇していたのだが、分解を決意する。
冷凍食品は冷蔵庫内とキャンプ用の冷蔵庫に退避させる。
とりあえずバラせそうな所からバラしていく。
これが冷凍庫内だが、この奥のパネルを外すとファンと熱交換器がでてきた。
案の定、熱交換器は霜だらけである。
気がせいていたので、湯を少しかけて溶かし、パネルを元に戻した。
ファンのカタカタ音は治まって、静かに回転している。
これで、一晩様子を見ることにする。
最悪、買い替えであるが、それですぐに冷蔵庫が届くわけでもない。小型冷凍庫を買った方が良いだろうかなどとも考える。
とりあえず、霜とりにハンディスティーマを使ってみることにする。加熱による悪影響を最小限にするため、電源を切って、あわてずに作業をする事にする。
あとは明朝を待つことにしよう。
朝は5:30から作業を開始した。温度は-2℃付近のままである。
すべてはダメモトであると覚悟する。
ハンディスティーマ・電動ドライバ・ダクトテープ・鋏を準備し、電源を切る。
熱交換器にスティームをあて溶かして行く。交換器は思ったよりも厚みがあった。
向こう側に到達すると、スティームがスポッと抜けたようになる。
下部は霜と言うより氷になっていた。これではファンは何の役にも立たない。
交換器がスッキリした所で、組み上げを行う。
テープの破れた所はダクトテープで修復する。
全て組みあがった所で、電源を入れる。
温度は冷凍・冷蔵とも ” ℃ ” 表示ではない。ただ一文字” H ”である。
暫くして9℃ 10分ほどで0℃になった。やはり冷却速度が全然違う。
現時点では-17℃。やはり-10℃以下は時間がかかるようだ。
通常は-21℃。10年越えた冷蔵庫にしては上出来である。
奥行き50cmのTOSHIBA製だが、現在では生産されていない。インターネット上では需要は多いようだが、多くのマンションでは幅広薄型の冷蔵庫を想定していないせいだろうか。
食器棚と並べて置けるので便利なのだが・・・。
今回の顛末をまとめると。
・冷凍庫ドアが微妙なで隙間で開いていた。そのため、警告音は鳴らなかった。
・温度の上昇に対して冷蔵庫は全力で冷却をした。
・いかんせん、湿気が高い空気がどんどん入ってきたため、交換器に霜がどんどん固着していった。
・霜の固着は冷気の循環を妨げると同時に、交換器による冷却を断熱する結果にもなった。
・霜はどんどん成長し、ファンに異音を発生させた。
と言ううちに、温度は現在-16℃。温度が上昇に転じたのかと思ったが、”霜取り中です”の表示が出ていた。
購入して以来初めて見る表示である。
これなら、おそらく、大丈夫、だろう。
*------------------------------------------------------------
08/05現在、冷凍庫温度は-21℃に復旧した。冷蔵庫温度は1℃まで冷え過ぎたので能力を落としたのだが、未だ1℃のままである。
08/12 室温は空前の37℃を記録したが、冷凍庫は-22℃に復旧した。冷蔵庫は5℃で安定している。
なにかと思えば下段の冷凍ドアが微妙に開いてしまっていた。
温度を確認すると-2℃に上がってしまっている。
気がつくと冷蔵庫裏面付近からカタカタカタカタカタカタと言う音がしている。
音の出るタイミングから考えて、コンプレッサーとは関係なさそうだ。
どうもファンが何かに引っかかっているような感じだ。
庫内の穴から水を少しかけてみるが変わりは無い。
半日様子を見るが、-2℃~-3℃より下がる気配は無い。
そのうちファンの音も停止してしまった。
庫内温度はどんどん上がっていく。
躊躇していたのだが、分解を決意する。
冷凍食品は冷蔵庫内とキャンプ用の冷蔵庫に退避させる。
とりあえずバラせそうな所からバラしていく。
これが冷凍庫内だが、この奥のパネルを外すとファンと熱交換器がでてきた。
案の定、熱交換器は霜だらけである。
気がせいていたので、湯を少しかけて溶かし、パネルを元に戻した。
ファンのカタカタ音は治まって、静かに回転している。
これで、一晩様子を見ることにする。
最悪、買い替えであるが、それですぐに冷蔵庫が届くわけでもない。小型冷凍庫を買った方が良いだろうかなどとも考える。
とりあえず、霜とりにハンディスティーマを使ってみることにする。加熱による悪影響を最小限にするため、電源を切って、あわてずに作業をする事にする。
あとは明朝を待つことにしよう。
朝は5:30から作業を開始した。温度は-2℃付近のままである。
すべてはダメモトであると覚悟する。
ハンディスティーマ・電動ドライバ・ダクトテープ・鋏を準備し、電源を切る。
熱交換器にスティームをあて溶かして行く。交換器は思ったよりも厚みがあった。
向こう側に到達すると、スティームがスポッと抜けたようになる。
下部は霜と言うより氷になっていた。これではファンは何の役にも立たない。
交換器がスッキリした所で、組み上げを行う。
テープの破れた所はダクトテープで修復する。
全て組みあがった所で、電源を入れる。
温度は冷凍・冷蔵とも ” ℃ ” 表示ではない。ただ一文字” H ”である。
暫くして9℃ 10分ほどで0℃になった。やはり冷却速度が全然違う。
現時点では-17℃。やはり-10℃以下は時間がかかるようだ。
通常は-21℃。10年越えた冷蔵庫にしては上出来である。
奥行き50cmのTOSHIBA製だが、現在では生産されていない。インターネット上では需要は多いようだが、多くのマンションでは幅広薄型の冷蔵庫を想定していないせいだろうか。
食器棚と並べて置けるので便利なのだが・・・。
今回の顛末をまとめると。
・冷凍庫ドアが微妙なで隙間で開いていた。そのため、警告音は鳴らなかった。
・温度の上昇に対して冷蔵庫は全力で冷却をした。
・いかんせん、湿気が高い空気がどんどん入ってきたため、交換器に霜がどんどん固着していった。
・霜の固着は冷気の循環を妨げると同時に、交換器による冷却を断熱する結果にもなった。
・霜はどんどん成長し、ファンに異音を発生させた。
と言ううちに、温度は現在-16℃。温度が上昇に転じたのかと思ったが、”霜取り中です”の表示が出ていた。
購入して以来初めて見る表示である。
これなら、おそらく、大丈夫、だろう。
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08/05現在、冷凍庫温度は-21℃に復旧した。冷蔵庫温度は1℃まで冷え過ぎたので能力を落としたのだが、未だ1℃のままである。
08/12 室温は空前の37℃を記録したが、冷凍庫は-22℃に復旧した。冷蔵庫は5℃で安定している。
2013/06/30
6/30 洗濯機の分解清掃をしてみた
暖かくなってきた頃から洗濯ものの黒い汚れが目立つようになってきた。
世に言う、黒いワカメである。
この洗濯機は一年半ほど前に一度分解清掃している。
親からの貰いものであったので、もちろん槽のクリーンなどはやっていない。
その時は、とてもではないが手で触るのもおぞましい状態であった。
今回は、どの程度の汚れだろうか。
物はMITSUBISHIの全自動洗濯機である。
メンテナンス性は非常に良い。
それ以前に所有していたのはPanasonicの遠心力洗濯機であった。これも分解しようとしたのだが、パルセーターも外し難かったが、槽がボルト一本締めであった。
その時は結局分解をあきらめた。
確認していないがHITACHIも同じ形式のように聞いた事がある。これは手持ちの工具では太刀打ちできない。自動車整備士クラスの工具の所有者なら何とかなるかもしれない。
とりあえずビスを外して行く。
これは前面パネルの中にもビスが隠れている。
前面パネルのビスも化粧蓋の中に隠れている。
電気・給水関連は上部パネルに集中している。
これは前面にベルト等で括りつけておく。
パルセータの中心のビスを外す。
Panasonicの場合はこれを外すのに2週間くらいかかった。
パルセータが持ち上げにくいときは、タッピングネジを適当に穴にねじ込んで持ち上げればよい。
タッピングビスは別名、鉄板ビスとも言う。
発音も似ているし、なかなか本質を突いた名訳である。最近はこのあたりのセンスが劣化しているようにも思われるが、結局本質を見抜く力が無いという事か。いや、見るつもりが無いのか。
洗濯機内槽はボルト4本で回転軸に留められている。これは一般的なボックスレンチで対応できる。
この時点では汚れは殆ど無いかと思われたのだが・・・
洗濯機外槽
洗濯機ステンレス内槽。
これがはがれて黒いワカメとなる。
ネット上では酸素系漂白剤がよいとか言われているが、おそらくとれていない。
かなりひどいと思われるかもしれないが、掃除をせずに5・6年経つと真ん中の穴にヘドロがたまったような状態になっている。そうなるととてもではないが化学的に汚れを落とすなど不可能だ。
ちなみに、洗濯機のふたは普段開放したままである。
汚れをこすってみた。
結構きれいにとれる。
と、言う事は、汚れがきれいにとれた場合、きれいに洗濯ものを汚してくれるわけだ。
底板の汚れの初期状態はこうなっている。
ゴミ取りネット取り付け部品を外したところ。
案の定あらゆるゴミが固着している。
洗剤投入口取り付け部品部。
気になったので底板も外してみた。
想像以上に、ゴミが隙間に密集している。
底板下部がきれいのはカビキラーと小型ハブラシで清掃したからである。
スチームも試してみたが歯が立たなかった。
ヒトデ状の部材が汚く見えるのはアルミ合金の腐食のせいである。今度分解するときは塗装もしてやろう。
前回の清掃時はこの黒い溝全面が石鹸カスだかなにか解らないヘドロ状のもので埋め尽くされていた。
これで、当面黒い汚れに悩まされることは無くなるだろう。
では、予防的にできる事はあるのか?
毎回、槽をきれいに洗浄して、乾燥させればよいのだろうが、実質的には無理だろう。
一般的には、洗濯ものを放り込んで蓋をしてしまうだろうから・・・。
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この機種は非常にメンテナンスがやり易い。
これで上部パネルがエンジンルームのように跳ね上げ式なら申し分ないのだが。
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2016/05/12 洗濯機の分解清掃 3YEARS LATER
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