2017/05/05

17/05/05 三角戸バネを修理(バネの自作)してみた

 突然、トイレのドアの三角戸バネが壊れた。三角ゴンベとも言うらしい。
単にバネが外れただけかと思ったが、バラしてみるとスプリングが折れてしまったらしい。
"らしい"と言うのは、元の姿が分からないからである。
別にあってもなくても差障りはないので、暫く放おっておいたのだが、風の強い日には勝手に開いてしまう。
そんなに高いものでもないだろうから、と、コーナンに行ってみる。が、意外に高い。
自分の家ならいざしらず、長くいるわけでもない貸家に使いたくもない額である。
 それではと、スプリングを探してみるが適当なものはない。
普通人なら諦めるところだが、そこはDIYgeeksである。
無いのなら 作ってしまえ スプリング。(←季語)
内部の仕組みもわかった。ピアノ線ならバネもどきくらい作れるのではないか。
小学校の時に、模型作りにスプリングを作ろうとして、ピアノ線を買ったことがあった。
その時は、ピアノ線のあまりの硬さに諦めてしまったのだった。
  ネットで調べると、”お手軽ばね製作”と言う記事があった。モデルガンのサイトである。
簡単には、遠火で200~250℃きれいなブルーに熱して急冷すると良いとのことであった。
 お尋ねサイトなども見てみたが、例の如く、素人には難しいだの、やたら上から目線の連中が跳梁跋扈しているだけである。しかも、大体リンク切れで糞の役に立たぬのも多い。
とりあえず、"やってみなはれ" の精神である。世迷言など、ゆめゆめ、信じてはならぬ。
ただし、これはトイレのドアの立て付けの話ではある。

上が破損したバネ。
下がほぼ巻きが完成したものである。








左が、一等最初に作ったもの。失敗作。
右は
・ ピアノ線を10㌢程にカット
・電動ドリルのチャックに芯とピアノ線をくわえ込み
・隙間を開けず巻き込む
・できれば、手袋はしないほうがよい
・が、結果、指先が痛くなる
・治具を工夫すればもっと楽にできるだろう

これでもバネとして使えそうだが、一応、焼戻し処理を行う。


組み上げたところ。
最近のものはスプリングを縦に配置したものが多いようだが、当たりの強さに欠けるような気もする。







現在、耐久試験中だが、耐風強度は十分である。
ただし、開閉音はかなり大きい。実はこれは嫌だったのだが・・・・。










1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    三角戸バネの修理について検索していて、たどり着きました。
    私は古い一戸建てに引っ越したばかりで、
    バネが折れて効かなくなった三角戸バネが沢山あります。
    全て新品にすると結構な出費になるので、
    DIY好きな事もあり、貴サイトを参考にバネを自作して修理してみます!
    ありがとうございました!

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