①いつの頃からか、スリープ機能がおかしくなってしまった。まあ、Xpの時もそうだったので、あまり気にもしていなかった。
②たまに、起動時にファンが暴走気味に回ったりもする。強引に電源を切って様子をみると収まったりする。
③ディスクドライブがDVDを認識しなくなった。CDは認識する。最近はドライブも安いので、即、交換する。
④何かの都合でブレーカを落としたところ、起動しない。バッテリ交換、接点部の抜き差しなどやってみるが変化は見られない。CPUのヒートシンクの埃がすごいので掃除機ですいまくる。と、とりあえず起動し始めた。明らかにファンの音が切れ味良く、軽やかになっている。るんるん。
⑤が。突然、起動しづらくなった。電源ボタンを押すと、ボタンは青く光り、一瞬ファンは回るが。"ぷしゅーん"と止まりボタンはオレンジに点滅する。DELLのサイトでは「これは電源供給ができない場合である」と説明している。
NET検索もかけるも、どうも掴みどころがなく、はかばかしい結果は得られない。原因はマザーボード、グラボ、スロット、電源ユニットが考えられるそうだが、「あのー記憶が無いんです。」「ふム、それは記憶喪失症ですな。」と言われたような気分だ。
⑥何も考えずにアッシー交換というのも情けないので、糞暑い中いろいろいじってみる。ふと、タワーを横倒しにすると、起動することがわかった。これに該当する現象はネット上にも散見された。色々回答はあったが、どうも単なる思いつきのような物ばかりだ。どうやら、やたら太いDsubコネクタケーブルに原因があるのではないか。というわけで、適当にケーブルに捻りを入れた状態で起動することがわかった。以後、約2ヶ月この状態でだましだまし使っていたのだが、これはおそらく"とんでもないフェイク"だったのだった。
⑦8/24 悪魔の日。うんともすんとも言わなくなった。ケーブルを抜き差しすると、"ぷしゅーん""ぷしゅーん""ぷしゅーん"と繰り返すばかりだ。見ると、電源ユニットのランプが明滅している。完全に電源供給ができなくなった事を示唆しているようだ。明日、バラすことにしよう。とりあえず電源ユニットの価格を調べる。
⑧8/25 電源ユニットをバラす。「あ゛~。だめだぁ~こりゃぁ~。」
絵に描いたようなケミコンのご臨終である。
頭の十字は「私、絶対爆発するからね。」という宣言だろう。
これは"ちゅるちゅるちゅるちゅる"状態。
これは目立たないが、微妙に頭が弧を描いている。
というわけで、電源ユニットの注文を行う。
現状300Wだが500Wにする。何故かと言うとSATAケーブルが長かったからである。
⑨8/26 速配でもないのに商品が着く。まあセンターが近いので当然だろう。
ユニットを交換する。紐のついたレゴみたいな物だから、ごく簡単である。
快適な一発起動だ。
ちなみに、電解コンデンサは10℃下がると寿命は2倍になるらしい。
最初から、根本的な電源ユニットのコンデンサの劣化に疑いを持ちながら、目の前の弥縫策に終止し、時間を無駄に費やするとともに、結局ユニットの確認が遅れてしまった。
できれば、ユニットを買い替えなくて済めば、と言う心のベクトルが働いたのだろう。
全く、愚かなことであった。
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