2012/05/27

05/27 Sun ジーンズの裏打ちをしてみた。

ジーンズの膝がとうとう破れてしまった。
ミシンでがしがし縫ってしまっても良いのだが、それも能がないし、
若者ならまだしも年食ってではホームレスと間違われそうだ。

そこで、ダメージ感を生かしつつ、かけつぎ風に処理することにした。
まあ、大同小異の感はまぬかれえないが・・・

まずは、コーティング紙を裏側にあててやる。

今回は”ケミパウダー”を使用する。要はナイロンの粒々である。
破れた布の繊維を両側から重ねるようにして、その間にこの”パウダー”を
入れて行く。

プラスティックの楊枝状のもので繊維をなじませ、同時にパウダーを入れ込んでゆく。
というか、もろプラスティックの楊枝である。

 ケミパウダー付属のコーティング紙をあて、10秒ほど溶着させる。

コーティング紙の調子が悪いので、シリコンコートのクッキングペーパーに変更。

 なんとなく繋がった風にはなったが、もちろん強度は全然ない。

 手持ちの生地を裏打ちしてやる。
まず、布の大きさくらいにパウダを撒き、布を置いたら、その下の隙間にパウダーを
放り込んでゆく。 取り切れなかったゴミを絨毯か何かの下に掃きこんでしまう状態を
想像してもらうとよい。

最初は何故もっと細かいパウダーにしないのかと思ったが、
このほうが格段に扱いやすい。それに、細かい粉だとひっつかないというか
溶けてフィルム状になるというか、絶妙の粒々である。

再び、コーティング紙をあて、10秒ほど溶着させる。

引っ張ってみると、ちょっとちぎれそうだ。

縦に補強してみるが、強く引っ張るとミチミチと一粒々のナイロンが千切れる様な音がする。
まつり縫いのような感じで縫ってやった方がよさそうだ。
小さな穴なら問題ないので、生地が薄く弱くなってきた時点で裏打ちするのが良い。

2012/05/20

5/20 Sun 鉄さびの黒染めをしてみた

ステーキ皿ハンドルに錆が出て見栄えが悪くなったので、何かの表面処理をしようと思ったが、
薬剤等は使いたくなかったので調べてみた。

ハンドルについては、あえて錆を落とさずに行った。
まず、黒皮処理を行ってみたが、いまひとつ深みがないし、いかにも錆に弱そうだ。

続いて、タンニン処理を行ってみた。茶葉は古いウーロン茶があったので、それを使用した。
茶葉で煮込む事30分。
一晩放置したところ、錆周囲と違和感のない状態になったので、乾燥後、食用油で仕上げた。

実用上使えそうなので、ステーキ皿、すき焼き鍋も処理。
2週間ほどするが、錆の進行は見られない。

今回は、錆を落とした状態ではどうなるか確認してみた。


少々さびを落とした。    軽く焼いた状態。   赤熱して急冷したもの。


茶葉で煮て、一晩放置。 

布で磨きをかけた。

南部鉄器 すき焼きなべ

 ステーキ皿・ハンドル


2012/05/13

05/13 Sun ソファーを分解洗濯してみた


これが最終組み上げた状態。黄ばみも取れ淡いブルーに仕上がった。

まずは分解。ステープルの数が多いので側板だけ外すつもりだった。
留めるのは小さな釘を使用予定。

しかし、側板だけでもかなりの数のステープルが使用されている。
タッカーが安ければ良いのだが・・・

と、調べるとタッカーは安いものがあり、性能的にも遜色ないようだ。
耐久性は、”?”だがプロではないので気にしない。
早速、ダイソーにTELして在庫確認。そこには無かったので近隣の店舗に確認。
しかし、マニアックな商品の問い合わせであったにもかかわらず、
担当者のレスポンスは速攻であった。ダイソー恐るべし。
ステープルはコーナンにて購入。
タッカー¥315、ステープル¥175。

タッカーさえ手に入れば、恐れるものはない。
完全分解をする事に決定した。
しかし、これは甘い決断であった事が徐々に判明する。

まずは、小さなドライバでステープルを浮かせる。
生地を切ってしまうかと心配したが、生地が滑り込むため
切れる事はなかった。

ステープルが浮いたところで、ニッパーで抜き取る。
これは、高校の時に買ったものだが、斜めニッパーと言うらしい。
小さなものでもがっちり銜えこむので重宝する。

裏面の生地は前方が薄い合板で内側から留められていた。
これは破壊せざるをえないのであり合わせの合板をカットする必要がある。
結局、ステープルは200本あまり抜く必要があった。
途中で折れてしまうものも多々あり、一つ一つ再びニッパーで抜いていく。
なお抜けないものについては、ポンチで叩きこむことにした。
腰が痛くなるのはもちろんだが、
掌もかなり痛くなるので作業用手袋を使用した方が良かった。

側生地・スポンジをすべて剥がした。

側生地・スポンジともに洗剤・塩素で洗浄。
側生地はベージュっぽい色になってしまった。
経験上、赤い色素は抜けにくいのでこれで良しとする。

ついでの事なので、マットレスも洗浄。
洗濯はできないのでバスタブにオレンジオイルの洗剤を溶かし、漬け込む。
そののち、水通しで洗剤分を抜く。
しかし、水を含んだマットレスの重さは尋常ではない。
バラバラ殺人もさもありなんとあらぬ事を考えてしまった。
とりあえず、バス蓋にのせて水分を抜くことにした。

側生地は、ダイロンで染めることにする。
これは、コールドタイプ。水で染める事が出来る。
淡いブルーにしたかったので20Lに対してダイロン半量を使用。
ベージュにのせるとターコイズ色になった。
しかし、まだらにブルーになった部分がある。
塩素がきつい処はかなり白くなっていたようだ。
で、20Lの湯に対して1Lの塩素を使い再び漂白。
再度、染めなおしを行った。
結果、所望の淡いブルーに仕上げる事ができた。
全行程に於いて、ゴム手袋は必須なので、キャンドゥで¥100で購入。

スポンジが乾くのを待って、接着に入る。

セメダイン木工ボンド500g速乾タイプ。
どう使うかと試行錯誤したが、こうやれば良さそうだ。

スポンジ接着。乾燥を待つ。

側生地をかぶせ、ひたすらタッカーでステープルを打ち込むのみ。

水分が半分くらい抜けたところで、物干しざおにかけて乾燥。
乾燥には4日ほどかかった。

完成状態。漂白のおかげで古びたにおいも無くなった。

こげ茶のクッションも、色が白っちゃけていたので染めた。
ただ、以前、COFFEE色に染めても深い色にならなかったので、
今回はグレーをオーバーダイした。
グレーと言っても色素的には
青・赤・黄(マゼンタ・シアンでなく)の混合物のようだ。

最後にカバーをかけて・・・
染めた意味ないやん。

2012/05/06

05/06 Sun エアコンを分解清掃してみた2

続いて2台目、同じくDAIKINのエアコンを分解清掃してみた。
構造は大体同じなので時間はほとんどかからなかった。



清掃後の筐体


 シロッコファンとモータの組み付け



熱交換部、電源部組み付け
製作年度が新しいせいか、廉価版のせいか、ビスの数は
より少なくなっている。




風呂の蓋の上に妙なものが落ちていた。
清掃時にカバーのヒンジを折ってしまったようだ。
危うく捨ててしまうところだった。

プラリペアで接着・肉盛り。
若干、強度的に不安はあったが取りあえずは
問題なさそうだ。

分解清掃はしてみたが、思ったより汚れは少なかった。
以前から洗剤でスチーム洗浄していたせいかもしれない。

どうせ熱交換器のフィン部分はブラシ清掃はできない。
ファンのフィンは長めの毛足のブラシで清掃できる。
ファンの裏側はスポンジに柔軟性のある棒をつけて清掃。
汚れの溜まるのは下のパン部分だが、
ルーバーを外せばブラシ清掃は可能だろう。
幸い、ドレインホースがあるので、
スチームを使っても排水の心配はない。

分解してみて思ったのは
DAIKINに限ってかも知れないが、
それで十分なような気がする。


2012/05/05

05/05 Sat エアコンを分解清掃してみた1

これが分解清掃する DAIKIN のエアコンです。
見やすいようにルーバを外していますが、
つけたままでも構いません。
ケース下端の化粧蓋を外すと、
ケースを留めているビスが現れます。
ケースを外します。
右側が電源・モータのブロックです。

黒い部分がリモコン受光部とLED表示部です。
引掛けを外すと右側に開きます。

ルーバ駆動モータ。
ビス2本を外すとギア・クランクのアッシーで外れます。

フィン駆動モータも外します。
断熱材が組み込まれています。
丁寧な作りです。
この配線は外し難かったのでそのまま。

シロッコファン駆動モータの電源を外します。
コネクタ雄側の中央部をちょいと突くと、引掛けが外れます
サーモ感知部を外すと電気関係がブロックで外れます。
これは洗えません。
背面断熱材、TPフランジネジ止め。
モータ蓋を外します。
熱交換部分を外します。
ビスを外して・・
押さえ金を外し、引掛けに注意しながら、上にひねるように
すると熱交換部分が外れます。

マジックリン(パチモン)と歯ブラシ・スポンジで洗浄。乾燥。
熱交換部分はバスマジックリンで洗浄。
なぜかアルミフィンがやけに潰れていたので
プラのつまようじで地道に修正。
シロッコファンとモータを組み上げ。
熱交換部分を組み上げ。
上下ルーバは、この時点で組み込みます。
サーモは熱交換器の受け穴にはめ込みます。
配線の取り回しを整えカバーをつければ完成。
が、・・・ビスが一本余っています。
分解時の写真と記憶を照らし合わせ、ルーバ駆動部の
ネジを1か所しか留めていなかったのを思い出し再び分解組立。
で、いよいよ完成。でも、何か引っかかりがあります。
再び記憶をプレイバック。
あ゛~ ~ 。
肝心のファンのコネクタを接続していない。
と、言う事で 、再び分解組立。
やれやれ・・・・・・。